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発熱患者は事前連絡を 高齢者急な来院目立つ 廿日市市で 医療崩壊や患者感染に

2020年10月30日
 【廿日市市】インフルエンザの流行シーズンを前に廿日市市で発熱に伴う高齢患者の事前連絡のない来院が目立っている。一般社団法人佐伯地区医師会は、新型コロナウイルス感染症による医療崩壊や患者間での感染拡大を危惧している。県によるインフル流行を見据えた発熱患者の診療・検査体制整備を視野に入れ、来院前に保健所や掛かりつけ医へ連絡するよう訴えている。
 同医師会には廿日市市内の病院など約100施設が加入している。15日にあった理事会では、発熱患者が直接、来院するケースが増加していることが話題に上がった。同医師会によると、9月ごろから発熱患者の直接来院が出始め、診療時間前に開放している待合室に入っていることもあるという。さらに熱があることを隠し来院する患者もいたそうだ。
 発熱患者の外来対応は、各病院によって異なる。屋外に発熱患者のためのインターホンを設け、外来患者と接触しないよう専用の待合室に誘導したり、自家用車での待機を指示するなど策を講じている。一方で、専用待合室などハード面の対策が難しい施設もある。
 県は新型コロナ禍でのインフル流行に備え、発熱患者の外来診療と検査体制の整備を促進。電話で発熱患者から相談を受けた掛かりつけ医が、新型コロナの感染が疑わしいと判断した場合、検査キッドを導入している近隣の医療機関を紹介できるようにする。早ければ10月末からスタートする予定。検査ができる医療施設は非公開で考えている。
 廿日市市内の新型コロナ感染者は26日現在、11人。同医師会の本嶋直哉事務局長は「経済活動がの活性化により市民の新型コロナへの意識が薄れてきていると感じる」と考察。今後のインフル流行を見据え「熱が出たらまず新型コロナの感染を疑い、電話相談するようにしてほしい」と、呼び掛けている。




 
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