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 五日市西地区で五穀豊穣とコロナ退散へ 木遣り音頭響く

2020年10月30日
木遣り音頭とともに、鬼と鵺がまちを練り歩いた
【佐伯区】広島市佐伯区五日市西地区に11日、木遣り音頭が響き渡った。今年は各地で新型コロナウイルス感染拡大防止のため祭りが中止されている中、五日市八幡神社も秋祭りが中止となった。だが、地域の伝統を絶やすまいと、五日市西地区秋祭り保存会が独自に祭りを開催。神楽も特別参加し、五穀豊穣、コロナ収束の願いも込めた疫病退散として、町内に木遣り音頭を響かせながら約40人が巡行した。
 同神社の秋祭りでは、毎年、東・西・北の3地区から宮神輿などが出御している。宮神輿は塩屋神社やコイン通りなど練り歩き、折々で神輿が豪快にもみ合う「喧嘩」が名物となっている。だが、今年は同神社で神職による祭典のみ斉行した。
 同会では祭りを楽しみにしている地域の人のため、伝統を継承するため規模を縮小し催すことにした。今年は初めてコロナ退散の思いも込め同神社でお払いした「厄除」の札を500枚配布。湯来町の大森神楽団にも応援に駆けつけてもらった。
 五日市西集会所で威勢良く出陣太鼓を披露後、出発した。同神楽団は、鬼と鵺(ぬえ)が演舞の衣装を身に着け、華を添えた。距離を取りマウスシールドを取り付け、「ソリャ ヤートコセー ヨイヤナー アレワイセ コレワイセ サーナンデモセ」など音頭が響いた。太鼓や笛の音色に誘われ住民が沿道や家の窓から見物する姿も。約一時間半にわたり町内を巡り、最後は若宮神社へ。「五輪口説」を歌い、代表者が同神社を参拝し御倉米・サカキ・御幣を奉納した。
 同会の濱田憲昭会長は「(神社の)祭りが中止になり、それでも何かしらの形で続けたかった。こういう形もあるのかと思うし、町内の人と繋がりができたと思う。地域が少しでも活気づけばうれしい」と汗を拭っていた。

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