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職業紹介のトレハン 求職者の登録 二年で1000人 5人に1人雇用 シニアに注力

2020年10月09日

高齢化社会を広がる中、シニアの労働力に価値を見出す山根代表取締役
 シニア世代に特化した職業紹介事業を手掛ける㈱トレハン(広島市中区、山根浩代表取締役)が、求職者登録数を伸ばしている。事業を始め約二年で1000人を突破した。5人に1人は雇用につなげている同社は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で人件費削減の波が広がる中、企業からあふれる人材の確保や高齢者の働き場の発掘・提案に力を入れている。
 同事業は、登録者と面談し、条件や希望、資格の有無などを聞き見合った就職先をあっせんする。雇用に至れば企業から紹介手数料を徴収する。企業側にも仕事の細分化などを提案し、新たな雇用枠の創出にも取り組んでいる。
 紹介先の企業は、廿日市市や広島市などの約80社。清掃や調理、介護、事務など業種はさまざま。企業の半数が同事業のリピーターで、1社につき多業種の人材紹介の依頼を受けることも多いそうだ。求職者・企業の双方への細かい聞き取りが互いの満足度につながっているという。
 新型コロナの影響で雇用が難しくなった業種もある一方、人手不足の業種もあるという。山根代表取締役は「企業からどれだけ要望を聞き出し拾えるか、提案できるかが大切。行政ではできない企業としてのやり方がある」と話す。
 介護施設に食事介助をメーンとするパート職員の雇用枠を提案し、介護未経験の70歳代女性の雇用が決まった事例もある。女性からは「特に困ったこともなく、ずっと続けることができると思うほど。仕事をすることで、(私生活の)自己管理ができるようになった」との声も出ている。
 山根代表取締役は、「海外では、車椅子や杖を使う人が遊園地の誘導員や接客することが当たり前にある。常識にとらわれず、高齢者の価値を見出し、広めていきたい」と話している。
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