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昭和天皇由縁の御播種松 石柱整備し由来碑も設置 八幡学区町内会連合会

2020年10月02日

マツを多くの人に知ってほしいと願い由来碑を新たに設置した
 【佐伯区】広島市佐伯区の八幡公民館敷地内に、皇太子時代の昭和天皇ゆかりのクロマツと「皇太子殿下御播種松」と掘られた石柱がある。地元の八幡学区町内会連合会が、石柱を整備し、新たにクロマツなどの由来を記した碑を設置した。9月26日には除幕式を開き、住民ら12人が由緒ある史跡を後世に伝える碑文の完成を祝った。
 説明文によると、皇太子殿下御播種松の由来は、1926(大正15)年5月。当時、皇太子殿下裕仁親王が、岡山・広島・山口県を行啓された。広島市の広島県議会議事堂を訪れた際、クロマツの種をまかれた。育った苗が県内各市町村などに配られ、石碑も建てられたという。
 同地区では、当時の八幡村役場(現八幡公民館)に植樹され、高さ約2mの石柱が建立された。マツは、今もなお青々と茂り、幹の太さ約90㎝・樹高約12mに成長した。隣にはサクラの木もある。
 時間の経過とともに、碑の文字は薄れ、「松」の字が地面に埋まっていた。さらに同所の一角は約三年前までごみ集積所だったこともあり、地域の環境美化に向け整備することにした。
 工事に当たり、社会福祉法人広島県共同募金会の地域活動支援プロジェクトを活用。合わせて地元からも募金を集めて完成させた。
 由来を記した石碑は、縦21㎝・横70㎝・奥行き12㎝。石柱は1・3mに切り、新たに作成した国産伊予石の台座に乗せ、文字に墨入れをした。周囲は土がむき出しだったが砂利を敷き詰め、回りを石材で取り囲んだ。
 同連合会の増田昭美会長は「地域の歴史を語る石碑。多くの人にマツの由来を知ってもらい親しみを感じ、地域の歴史を知ってほしい」と話している。

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