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「6・29豪雨災害」で献花を 集会11月に延期も「災害日忘れまい」 町内会ごとに防災マップ 新たに制作 河内地区で

2020年06月26日
    【佐伯区】広島市佐伯区河内地区で、1999(平成11)年6月29日に記録的な豪雨で10人が犠牲になった「6・29豪雨災害」。例年、河内公民館では災害発生日に合わせ「忘れまい6・29集会」を催してきた。今年は新型コロナウイルスの影響を鑑み11月に延期する。だが、「災害の起きた日を忘れてはいけない」と思い、27日(土)午後~29日(月)に献花台を設ける。
 集会は、同地区自主防災会連合会などが主催し、同公民館駐車場にある「忘れまい大災害」と彫られた石碑前で執り行ってきた。例年、200人近くが出席している。コロナ感染が収束していない状況で「3密」が避けられないため、当初、22回目を28日の開催を11月29日(日)に延ばすことにした。同連合会の杉田精司会長は「災害の日だからこそやることに意味がある。風化させてはいけない」と献花を呼び掛けている。二十年間の防災の年表も展示する予定。
 一方、同地区では、昨年度、災害から二十年目の節目を迎え、9町内会それぞれの防災マップを独自に作成した。A3判オールカラー。約1800枚を作り、6月から順次、町内会に加入している各戸に配布している。
 同地区には、すでに全地区でのハザードマップなどがある。製作に当たり、住民が歩いてチェック。住民視点の地域の実情に合わせた防災マップを作り上げた。
 マップでは、特別警戒区域や警戒区域を色分けした。特に洪水に力を入れ、危険箇所や浸水想定区域を載せた。課題としている高齢者や障害のある人ら要支援者を掲載。矢印で避難場所までの道順を示したり、80カ所近くある砂防・治山ダムなども網羅した。
 防災士で同連合会の藤田忠延副会長は、「作る過程で、関心を持ってもらった。マップで自分がどこに住んでいるかなど現状を把握してほしい。避難は日頃の準備が大切。家族で話し合うきっかけにしてもらい、よく見える場所に掲示してほしい」と呼び掛けている。

新たに制作した防災マップの活用を呼び掛けている
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