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木漏れ日の駅へ 駅舎橋上化と自由通路 JR西広島駅で整備

2020年04月24日

完成イメージ図
 広島市西区のJR西広島駅で、橋上駅舎と自由通路の整備工事が進んでいる。現在、線路で南北が分断されているが、駅に自由通路の橋を取り付け、二十四時間、往来できるようになる。木をふんだんに取り入れ「木漏れ日の駅」をイメージしたデザインに仕上げ、同市の西部地区の玄関口としての利便性を高める。2021年度末の暫定供用、22年度末の完成を目指している。
 山陽本線をまたぐ自由通路は、長さ約110m、幅員8m。通路に沿う形で店舗が併設する。橋上駅舎には、自動改札4通路と券売機3台、駅事務所、旅客トイレ、多機能トイレなど備える。それぞれエレベーター2基、エスカレーター4基を設置する。
 デザインは、平和大通りの並木道の延長線としてイメージ。内装の天井などは街道松などあった己斐のまちの歴史文化のつながりを松の葉を模したルーバーで表現。同社管轄の駅では木を使った構造体は初めてという。屋根は弓なりに傾斜。南側2階の壁面はガラス張りで、まちの眺望を確保し自然光を取り込む明るい造り。「利用者が快適に過ごしてもらえるような設計にした」とJR西日本広島支社担当者は話す。
 1階の外装は己斐の歴史にちなんだ黒色。神功皇后が黒鯉を献上され「己斐」の地名の由来となったといわれていることから、シックな色に仕上げる。
 工事に伴い仮駅舎が3月29日にオープンした。外観は、新駅舎同様に黒色。舎内はトイレのほか、旧駅舎に併設していたコンビニエンスストアを移設した。暫定供用までの約二年間、使用するという。一方、1946(昭和21)年5月から利用の始まった旧駅舎は、今後、取り壊すという。
 西広島駅周辺では、開発が進んでいる。広島電鉄西広島駅には、今年2月に広島電鉄㈱が広場を中心とした新施設「KОI PLACE」をオープンした。同市ではJR駅南口で広さ約3180㎡の駅前広場を整備する。バス・タクシーの乗降場を変え、アクセス道路も計画している。さらに北口では、約2・9haの土地区画整理事業を進めている。約3900㎡の駅前広場やアクセス道路などの整備計画を立てている。さらにアストラムラインは広域公園前駅から西広島駅まで7・1㎞延伸する。
 同支社は「交通結節点として、多くの乗降客があるので利便性を向上させ、まちづくりに寄与したい」と話している。
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