スポーツ

西広島の今を伝えます
  • 最新号
    (09.25発行)
  • 一面
  • くらし
  • 地域
  • ビジネス
  • スポーツ
  • 医療
  • イベント
  • 募集

­三年目中村奨成「今年は一軍へ」 「体を強くしたい」パワーアップ 二軍の練習試合で豪快な一発も

2020年03月27日
18日の中日戦では初球のストレート捉え本塁打を放った中村奨成
 乾いた音とともに白球が、由宇練習場のレフトスタンドに飛び込んだ。豪快な打球を飛ばしたのは、地元廿日市市出身の広島東洋カープの捕手・中村奨成(20)。18日にあったウエスタン・リーグ練習試合の中日ドラゴンズ戦で、「今季2本目」の本塁打を放った。入団後、一度も一軍昇格できないまま、迎えた三年目。「今年は、一軍に上がらないといけない。先もないので」と危機感を募らせ、大きな飛躍を誓っている。
 三年前、夏の甲子園で新記録となる1大会6本塁打を放ち、中日との競合の末、ドラフト1位で広島に入団した。プロ1年目はウエスタン・リーグで83試合に出場し打率2割1厘4本塁打16打点。二年目は度重なるけがにも泣かされ39試合の出場にとどまるも、2割7分1厘2本塁打の成績を残した。
 今年は、2月1日から始まった春季キャンプで初の一軍メンバー入りを果たした。だが、約一週間で二軍へ。「バッティングにしろ、キャッチャーのインサイドワークなど一軍のレベルに達していなかった。上で通用する選手ではないというのが分かった」と力不足を痛感した。一方では、「すぐに落ちたことで、さらに上でプレーしたいという気持ちが強くなった」と悔しさを糧にレベルアップに励んでいる。
 課題の一つとして、「体を強くしないといけない」と言う。オフには筋トレや食事を多く取った。昨年の秋のキャンプは79㎏だった体重は、82㎏までになった。最低でも85㎏は欲しいとさらなるパワーアップを目指す。
 18日の練習試合では、7回表の守備から出場。11日の二軍練習試合に続き、肉離れから復帰した野村祐輔とバッテリーを組みリードした。バッティングでは、6回まで完封されていた中日の岡野祐一郎に対し、初球から積極的にバットを振った。狙っていたストレートを叩くと、打球は放物線を描きレフトスタンドに飛び込む2点本塁打。3日の教育リーグのソフトバンク戦に続く今シーズンの一発に、「初球から仕留めることができて良かった」とほおが緩んだ。
 今シーズンに向けて、中村は「しっかりと結果を出すだけ。結果を出せるよう練習を意識して取り組んでいきたい」と、一軍昇格へ向けアピールが続いている。


スポーツニュース

西広島タイムス電子版


令和2年09月25日 第1610号

パソコン・スマホで読めます!

西広島タイムスを
新聞をめくるように
読んでいただけます。

広告もご覧いただけます。

バックナンバー