行政・くらし

西広島の今を伝えます
  • 最新号
    (07.10発行)
  • 一面
  • くらし
  • 地域
  • ビジネス
  • スポーツ
  • 医療
  • イベント
  • 募集

四年ぶりのマイナス編成 6563億円過去2番目の規模 広島市新年度当初予算案

2020年02月14日
 広島市は7日、2020(令和2)年度当初予算案を発表した。一般会計は6563億7261万3千円で、前年度の当初予算に比べ136億7999万8千円2%の減少(以下、前年度比)。三年連続のプラス予算編成だったが、新年度は借金返済に充てる公債費の減少が主な要因で四年ぶりのマイナス予算となった。「200万人広島都市圏構想」の下、「人口減少・少子高齢化に打ち克ち、世界に誇れる「まち」の実現に向けた取組を深化させるための予算」とした。特別・企業会計を合わせた全会計の予算規模は、1兆2288億6904万1千円。1・1%減少となった。
 西広島駅周辺の整備について、引き続き予算を計上している。北口土地区画整理事業の用地先行取得や実施設計など計6億5216万3千円を上げている。JR西広島駅では、自由通路整備工事などに18億5800万円を盛り込んだ。
 老朽化や耐震化の問題で建て替えを計画している同市中央卸売市場。東部市場と統合し、民間活力を活用しながら中四国の拠点市場を目指す建設基本計画を昨年3月に策定した。計画では立体駐車場を整備し、現地建て替えのため各エリアの卸売場棟3棟(青果・水産・花き)および関連棟1棟の機能を確保しつつ、順次、建物を整備する方針を示している。新年度は8730万1千円を注ぎ込み、施設の計画概要・事業手法検討などに取り組む。21(同3)年度以降は事業予定者の決定後、順次、施設整備に取り掛かる。全施設の完成は2030年代初頭を見込む。
 開発の進む佐伯区石内北地区。佐伯消防署石内出張所が完成し、今年1月に業務を始めた。1丁目に集会所を新設。地域の拠点にもなる集会所は、新年度は実施設計で、翌年度に工事を始める。
 地元以外では中央公園自由・芝生広場に、「広島の新たなシンボル」となるサッカースタジアムを建設する。24(同6)年開業を目指し、新年度は設計・施工一括発注の準備や埋蔵文化財発掘調査などトータル5億3691万9千円を組み込んだ。被爆七十五周年の事業も展開する。
  
 歳入面では、市の収入の柱、市税が2387億7111万9千円。法人市民税が法人税割の税率引き下げなどに伴い185億535万1千円で14・8%減少したことが大きな要因となり、0・2%減った。個人市民税は1027億3350万円で、給与収入の増加で0・5%微増。固定資産税は新築や増築で増収を見込み838億8759万7千円の1・7%増。
 地方交付税は、480億円で7・9%増。市の貯金となる財政調整基金は取り崩すことなく編成した。同基金の来年度末の残高は、39億4600万円。300万円増で前年度とほぼ同じ額を維持する。
 市の借金、市債は764億5330万円で8・6%の減少。依存度は12・6%から11・6%になった。だが、来年度末の一般会計債の残高は1兆1491億1333万3千円で1・6%増え、過去最高になる見込み。一方、臨時財政対策債を除いた実質的な残高は、6837億3359万8千円で0・1%微減する。
 新年度当初予算案は、14日(金)開会の定例会に上程する予定。
くらしニュース

西広島タイムス電子版


令和2年07月10日 第1601号

パソコン・スマホで読めます!

西広島タイムスを
新聞をめくるように
読んでいただけます。

広告もご覧いただけます。

バックナンバー