パワハラの防止へ セミナーと相談会 15日広島市中区で
2018年10月05日
職場のいじめ・嫌がらせ、パワーハラスメントの防止に関するセミナーが15日(月)午後1時半~4時半、広島YМCA本館地下1階国際文化ホール(広島市中区八丁堀)である。中央労働委員会と労働紛争解決ネット広島(広島労働局・広島県労働委員会・広島弁護士会などで構成)の共催。
厚生労働省が発表した平成29年度の労働相談件数では、内容別で職場のいじめ・嫌がらせが六年連続で最も多かった。広島労働局でも同じく最多だった。
15日のセミナーでは、発表を受けて、今年3月に公表された同省の「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」報告書を基にした講演会、パネルディスカッションを予定している。関心のある人なら誰でも参加できる。参加無料、要申込。
基調講演「職場のパワーハラスメント防止対策~『検討会』報告書を受けて~」は午後1時半~。中央労働委員会委員・明治大学法科大学院教授の野川忍氏が話す。3時~、実際のトラブル事例を基にしたパネルディスカッション。
同日1時半~4時半は、広島県労働委員会事務局(同区基町、広島県庁東館7階)を会場に、解雇・雇止め、パワハラ・セクハラ、サービス残業などの労働トラブル無料相談会を開く。事前予約優先。当日も空きがあれば受け付ける。
申込・問合は、同事務局TEL(082)513・5162、FAX(082)228・2075。