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発達障害を正しく理解して
9月から学習・発達支援員養成講座
学校や施設での活動目指し受講して

2018年06月29日
 「発達障害は、脳機能の動きが多数派の人と違う少数派であるだけ。私たちのだれもが、部分や程度の差こそあれ、発達障害を抱えているといえます」と言う。
 ジャーナリストとして学校現場や不登校、家庭内暴力など取材するうち「発達障害」の言葉を知った。二十年余りが過ぎ、今、聞くことが日常でも増えてきたが診断された当人や保護者、教師、さらに広く社会的に、正しく理解されていないと痛感する。「人は、知らないことについては恐れを持つ。無知と偏見から差別が生まれます」。
 学び始めて十年たったころから「そうか、脳の使い方が違うだけなのか」と分かってきたと言う。
 「多数派に合わせてつくられている社会では少数派は生きづらい。考え方や物事のとらえ方も多数派から「おかしい」と思われてしまいます」。
 教育現場でも〝普通〟=多数派にするための教育がほとんであることを嘆く。「幼い子は、自分が何で困っているか理解できず、そのことを保護者や教師に分かりやすく伝えるのも難しく困惑します。話すのは苦手だが数字には強いなど、良い特性を生かすことのできる場を将来的に選択できるような教育を今する必要がある。ただ、教師もこれまで学んでこなかったので対応に迷います。そこで、教室などさまざまな場で教師に協力して、子どもをサポートするのが知識と対応力のある支援員の役目です」。
 養成講座は、毎月1回、来年4月まで。毎回午前10時半~午後4時半ごろ。
 広島大学大学院、文部科学省、厚生労働省、ノートルダム清心女子大学、広島大学病院小児科医、東京都自閉症協会、星槎大学、発達障害当事者(医療ライターや精神保健福祉士等)、パニック対応の専門家、ビジョントレーニング研究者、特別支援教育を専門とする小学校教員等、総勢18名の専門家が全国から集まり講師を務める。
 会場は星槎国際高等学校広島学習センターと広島県健康福祉センター。定員は、35人で先着順。受講費は、同NPO会員が7万8000円。非会員は9万8000円。7月31日(火)までの申込・入金で1万円の割引がある。2~8回の分割もある。
 問合は、日本インクルーシブ教育研究所WEBサイトから。TEL080・5757・7711。
     ◇
中谷美佐子さん
特別支援教育ジャーナリスト
NPO日本インクルーシブ教育研究所理事長
1965年 広島生まれ。
ノートルダム女子大学文学部英語英文学科卒業。中国放送経済番組キャスター、広島ホームテレビ報道制作局アナウンサーなど経て、フリー。2000年頃から教育を取材。03年頃から発達障害と特別支援教育に特化した取材を始めた。10年、発達障害への正しい理解と通常学級における特別支援教育啓発活動開始。13年特定非営利活動法人日本インクルーシブ教育研究所設立。FMちゅーピー「MISAKO先生のVIVA!発達凸凹~s!」出演中
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