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地御前の盃状穴石に案内板設置

2018年05月25日
 【廿日市市】廿日市市の地御前地区自治会と地御前郷土文化保存事業、地御前市民センター企画運営委員会の3団体が市立地御前小学校(同市地御前4丁目)の敷地の一角にある史跡・盃状穴(はいじょうけつ)石の案内看板を設置した。6月1日(金)には看板を活用した史跡めぐりや歴史講座を開催するなど、地元の歴史・文化継承に力を入れている。
 盃状穴石は、野球の硬球ほどの大きさのくぼみが数カ所ある石。古墳時代の石棺の蓋石に使用されていたと推測されており、同様のくぼみが神社・寺院の置き石に掘られていることもあるという。子孫繁栄、死者の蘇生を願う意味があるなどの説もある。
 地御前地区の盃状穴石は分かっている限り看板設置場所の1つだけで大人の腰ほどの大きさ。看板制作に携わった宮本育生さんは「ここにある理由や目的・意味は明確に分かっていない。見つかっていないだけでまだ埋まっている可能性もある。謎がある方が魅力がある」と笑う。市内では宮島や宮内地区にもあるそうだ。
 看板は、縦60?横80?のステンレス製。雨風で文字が風化しないよう溝で文字を型取るエッチング加工し、盃状穴石の上に設置した。
 史跡に関する看板設置は、今回で4カ所目。今まで「小林千古の碑」の看板など据え付けている。ほかにも同地区の歴史を一冊にした「郷土史・地御前ものがたり」を制作したり、史跡マップを設置するなど、地元の歴史・文化を形に残している。同保存事業の磯辺忠利会長は「子どもたちが地元に興味を持ち愛着を抱いてくれればうれしい」と話す。
 6月1日の歴史講座と史跡めぐりは、午前9時半~正午。地御前市民センターで「明治維新150年と厳島神社のはじまり」について聞いた後、観音堂や正行寺、大歳神社などを巡る。参加費100円。参加希望者は5月30日(水)までに同市民センターに電話で申し込む。詳細は問い合わせて確認を。
 申込・問合は、同市民センターTEL(0829)36・2360。
宮島街道ニュース

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平成30年8月10日 第1512号

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