イベント

西広島の今を伝えます
  • 最新号
    (06.22発行)
  • 一面
  • くらし
  • 宮島街道
  • ビジネス
  • スポーツ
  • 医療
  • イベント
  • 募集

故・赤木博典さん収蔵展
深交の武永氏平山氏の絵 野田弘志氏作の肖像画も
佐伯区のピーアイエー・ナカムラ病院ギャラリーで

2018年06月01日

親交の深かった人たちと喜寿を喜ぶ赤木さん(上右)。武永氏や平山氏、野田氏ら多彩な画家、ゆかりの人たちの作品を展示している
 【佐伯区】広島県立美術館館長やはつかいち文化ホール・美術ギャラリー館長など務めた故・赤木博典さんをしのぶ収蔵作品展が、医療法人ピーアイエー・ナカムラ病院(広島市佐伯区坪井3丁目)ギャラリーで開催中だ。親交の深かった武永槇雄氏をはじめ平山郁夫氏、野田弘志氏らの画家と、赤木さんにゆかりのある同僚や教え子などの作品を合わせて50点展示している。7月27日(土)まで。入場無料。
 赤木さんは、教員、広島県教育委員会を経て、県立美術館、ふくやま美術館、はつかいち文化ホール美術ギャラリーなどの館長を歴任し、地域住民を中心に多くの人が気軽に芸術に触れることのできる文化・芸術の発信地づくりに力を注いだ。芸術家たちと交流も深めた。その後、ナカムラ病院ギャラリー顧問として活躍。昨年10月に逝去した。
 はつかいち美術ギャラリー館長時代の1997(平成9)年、はつかいち文化ホールさくらぴあの外壁面に広島県出身の彫刻家・圓鍔勝三氏のレリーフ「廿日市今昔─21」(廿日市ライオンズクラブ寄贈)の設置などに尽力もした。
 収蔵作品展では、武永氏の「さざんか」「仏像」「雪の民家」ほか多数。平山氏の「夕らくだ流砂行」「求法高僧東帰図」「ブルモスク」など複数点ある。「A氏の肖像」は、ふくやま美術館時代に野田氏が赤木さんの写真を基に描いたそうだ。
 赤木さんの妻・弘子さんと長女のピアニスト・岡田洋子さんは、「情熱と集中力の人でした。自分に厳しく家族やほかの人には寛容で見守ってくれていました。旅行にもよく出掛けました」と振り返る。
 ナカムラ病院ギャラリー開場時間は午前9時~午後6時。病院施設内のため、見学時には配慮が必要だ。
 問合は、同病院TEL(082)923・8333。

赤木博典(あかぎ・ひろふみ)
 1930(昭和5)年、神石高原町(旧油木町)生まれ。53(同28)年広島大学教育学部卒業後、県立中学校教諭として勤め、67(同42)年に県教育委員会事務局に勤務した。同委員会教育部長を経て、85(同60)年から県立美術館館長、87(同62)年からふくやま美術館長。
 96(平成8)年~2000(同12)年に、はつかいち文化ホール・美術ギャラリー館長を務めた。退任後は、医療法人ピーアイエー・ナカムラ病院美術ギャラリー顧問として、同ギャラリーの多彩な展示を企画した。
 (財)渋谷育英会たくましい子になろう教育塾塾長、平山郁夫美術館評議員、広島市立大学非常勤講師など歴任した。
 著書に「駱駝の歩み─教育を求めて」「学校五日制暖談」「ふくやま美術館学校」「日本の草屋根の民家」「夢・追・人の独楽」「被爆画家・増田勉の伝言」「不登校の子どもに、愛と光を」がある。
イベントニュース

西広島タイムス電子版


平成30年6月22日 第1505号

パソコン・スマホで読めます!

西広島タイムスを
新聞をめくるように
読んでいただけます。

広告もご覧いただけます。

バックナンバー