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風水害備え訓練 90人が精を出す 廿日市市大野地域で

2018年06月01日

梅雨時期を前に土のう作りなど
の訓練に励んだ
 【廿日市市大野】風水害などが起こったとき住民が迅速に水防活動できるよう平成30年度大野地域水防訓練が5月27日、大野浄化センター(廿日市市沖塩屋4丁目)であった。大野第1区?11区の自主防災組織と同市災害対策本部大野地域対策部の職員約90人が3ブースに分かれて参加。大野消防署員などから土のうや簡易担架・スリッパ作り、ロープ結索を学び、万が一の災害に備えた。
 開会式のあいさつで同市大野支所の川下晃一支所長が、4月に大分県で発生した土砂崩れを取り上げ「災害はいつ何が起こるか分からないことを実感した。心構えをしっかりしておかなければいけない」と、訓練の大切さを伝えた。
 土のう作りは、サイズ縦62㎝×横48㎝の土のう袋にスコップで土を入れた。袋の外側に記してある黒い線まで土を入れると重さが30?前後になるという。同署員は「袋いっぱいに土を入れると重たくて持ち運びにくくなるので気を付けて」と指導した。住民は2人1組になって、土を入れやすいよう袋の口を広げて持っておく役、スコップで土を入れる役を分担した。「もう少し土が入るよ」「スコップでだいたい5杯分がちょうどいいかな」などと声を掛け合って作業していた。
 簡易担架はタケ2本と毛布1枚を用意する。タケがない場合、強度は若干落ちるが物干しざおでも代用できるそうだ。「けが人を乗せて進むときは足側から。だけど階段や坂を登るときは頭側から進んで」という指導員の説明に、参加者は真剣な表情でうなずいていた。
 本結び、巻き結び、もやい結びのロープ結索も教わった。本結びはロープを組み合わせて長くする際に有効。同じ太さと材質のロープをつなぎ合わせることで結び目が固く締まり、かつほどきやすいという。巻き結びはロープを棒状のものに巻き付けるときに使う。大きさの変化しない輪を作るのに役立つのがもやい結び。自分の体に巻いて命綱に使ったり、ものをつるしたりすることができる。複雑な作業に慣れず「ロープがごちゃつく」と、眉間にしわの寄る参加者たち。結ぶことができたときは、ほっとして目元が緩んでいた。
 川下支所長は自主防災組織のメンバーに「きょう学んだことを各地区に持ち帰り広めて。自助、共助に役立てほしい」と呼び掛けていた。
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