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催し開き「船の女王」歓待 佐伯区民らがおもてなし

2018年03月23日

 
写真上から鏡割りではキャプテンのトーハウガさん(左から3番目)らとともに鏡割りをし、埠頭内では五日市高書道部が書道の実演を披露した。上から洋上最大といわれるダンススペースとステージを設けるクイーンズ・ルームに、16のボックス席を備えるロイヤル・コート・シアター、屋上にはリド・プールを備えるなど世界各国を巡る「暮らせる船」での旅の憧れは尽きない
 【佐伯区】広島市佐伯区の広島港五日市埠頭に17日、豪華客船「クイーン・エリザベス号」が寄港し区内で「おもてなしイベント」があった。楽々園センターやコイン通り両商店街など6カ所でステージに体験交流コーナーなどがあり、ボランティアの「佐伯区おもてなし隊」らが外国人観光客を歓待した。
 一般開放した埠頭は、船を一目見ようと多くの人が詰め掛けた。大型商業施設のような巨船に、「大きいね」と感嘆の声が漏れていた。
 歓迎セレモニーでは、同客船を運航するキュナード・ライン社初の女性キャプテン、インガー・クレイン・トーハウガさんが「広島に再び戻って来れたことは光栄。これからも関係が続くことを信じている」と広島への3回目の寄港を喜んだ。光禅寺幼稚園児が花束を贈呈すると、お返しに子どもたちにはぬいぐるみをプレゼント。トーハウガさんや建部賢次区長、廿日市市の堀野和則副市長らが鏡割りをした。
 埠頭内では、お好み焼きや地元特産品の販売、けん玉に着物着付け体験など催した。外国人の人気を集めたのが書道実演。県立五日市高校と市立美鈴が丘高校の書道部が杓子にエマさんなら「笑真」など生徒が感性を生かし名前を漢字の当て字にしたためた。五日市高の落石莉那さん(2年)は「外国の人と関わる機会が少ないので交流できるのが楽しい」と笑顔がこぼれていた。同校2年生の藤井愛弓さんと山口凛香さんも通訳ボランティアとして活躍していた。
 建部区長は「今後もおもてなしの心を持って歓迎し大型客船を生かしたまちづくりで商店街や観光振興に力を入れたい」と話している。


《クイーン・エリザベス号》
 船籍は、英国領バミューダ。現在の船は、3代目。総トン数9万900t。全長294ⅿ、最大幅32・3ⅿ、全高64mで12階建ての高さを誇る。乗客の定員は約2000人、乗組員数は約1000人。
 今年1月にイギリスを出発し百二十三日間のワールドクルーズの途中で、広島港五日市埠頭に立ち寄った。
 船内は、デッキ1階中央付近に位置するグランドロビーの天井は3階まで吹き抜ける。1階から2階へ上がる階段のステップフロア正面には、木組みの木材で作られた初代クイーン・エリザベス号の寄木細工が飾られている。
 2階のキュナード社の歴史を残した数々の写真を展示するキュナード・プレイスを抜けると、クイーンズ・ルームがある。洋上最大と言われるダンススペースとステージを設ける。円卓を囲む客席で昼はアフタヌーンティーを楽しんだり、夜は生バンドで社交ダンスをしたり。フォーマルナイトやテーマナイトの日は、乗客は相応の格好をして楽しむという。
 3階の船首側には2・5層に吹き抜けるロイヤル・コート・シアターがある。ほぼ毎日、演劇やミュージカルを上映しているそうだ。客席は800席以上、16のボックス席を備えている。
 屋外の9階には2つのプールがあり、景色を眺望するデッキは船首から船尾まで続いている。
 整った設備や数々の英国式装飾、歴史を感じるインテリアを持つ同船は、日本人に最も人気のある船だという。
宮島街道ニュース

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