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佐伯歯科医師会
創立90周年市民公開講座
健康寿命と歯の関係話す

2018年02月16日

市民公開講座の来場者に歯と健
康寿命の密接な関係と重要性を
話す新田会長
 
 【廿日市市】広島市佐伯区と廿日市市の歯科医師149人が会員の佐伯歯科医師会(新田栄治会長)が10日、はつかいち文化ホールさくらぴあ大ホール(廿日市市下平良1丁目)で、同歯科医師会創立90周年記念市民公開講座「健康寿命は歯が伸ばす」を開催した。歯科医師の講演やディスカッションを通して、健康であり続けるのに役立つ歯の情報を詰め掛けた市民に伝えた。
 新田会長は開会のあいさつで、「歯がなければ、食べ物のおいしさが半減し、おしゃべりもしにくく、口紅を引いたりひげをそったりも難しい。歯や口腔ケアは、まさに健康寿命とつながっている」と強調した。
 来賓の一般社団法人広島県歯科医師会・荒川信介会長も、国民の死因の第3位である肺炎のうち9割が高齢者で、さらにそのうちの7割が誤嚥性肺炎であると話した。「口は健康に暮らすための器官」と重要性を述べた。
 首都大学東京名誉教授・星旦二氏は、「なぜ「かかりつけ歯科医師」がいる人は長生きなのか─健康長寿を支える口腔ケアとピンピンコロリの法則」と題して話した。
 「広島県内で最も長生きのまちが廿日市市」と明かすと客席がどよめいた。さまざまな調査・研究データの分析による科学的証拠に基づき、「かかりつけ歯科医師を持ち、口腔ケアが望ましく、豊かな食事を維持し、やや太めで総コレステロールが高い、お出掛け好き、健康住宅に住む」を健康寿命を延ばす条件に挙げた。
 中でも環境については、「山奥の無医村の方が市街地より長寿」「住宅は、温かさを確保して、各部屋の寒暖差をできるだけ無くすこと」など繰り返し話した。「人間より体温の高いトリには、がんはないんです」。家が寒いと結露しカビが生えダニが増えやすくなる。長期間そうした住まいで暮らすと、体が健康でいることが難しくなると言う。「そのためには経済力や学歴は大切」と力説していた。
 米山歯科クリニック・米山武義院長の講演「長寿社会を生き抜く秘訣─それはお口の管理と心のこもった口腔ケアです」が続いた。
 両氏と、荒川会長によるディスカッションもあった。広島市口田地域包括支援センターの元廣緑センター長がコーディネーターを務めた。
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