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リハビリの国際品質認証  アマノリハビリテーション病院 二年かけ国内では初めて

2017年01月20日

さまざまなリハビリのプログラムを実施しているアマノリハビリテーション病院
 【廿日市市】廿日市市陽光台の医療法人ハートフルアマノリハビリテーション病院(川上恭司院長)が、世界のリハビリテーション病院の品質基準を審査している機関「CARF」(カーフ、本部=アメリカアリゾナ州)から認証を受けた。カーフの認証を受けたのはアジアでは同病院が5番目、国内では初という。同病院では、国際的な評価を受け、さらに地域に即した貢献のできる質の高いリハビリテーションの提供へ気持ちを新たにしている。
 カーフは昨年発足五十年を迎え、認証を受ける病院が世界各地に広がっているという。
 同病院では、約五年前から毎年、幹部職員やスタッフらを北米などに派遣。現地でカーフの認証を受けている病院をいくつも見学し刺激を受けたという。以前からリハビリに特化した外部評価を探していたこともあり、国際的に通用する質の高いリハビリを目指し、カーフの認証を病院を挙げ取り組むことを決めた。
 約二年前にプロジェクトチームを結成した。看護部、リハビリテーション部、事務部などの代表者が、毎週、専門的な勉強会を開き、時にはカーフ本部から担当者を招いて話を聞いた。マニュアルや資料などは全て英語のためインターネットの自動翻訳やプロの翻訳家にも力を借り読み込んだ。認証に向けた取り組みは、リハビリのプログラムやカルテの管理、経営戦略プランの策定、治療のガイドラインの明確化など多岐にわたったという。試行錯誤する中、「リハビリテーション病院の役割がより明確に分かり、視野が広がった。院内の連携がよりスムーズになった」と振り返る。
 昨年11月14日︱16日の三日間にわたり、アメリカと中国から調査官が訪れ審査。「リハビリ以外でも患者を大切にしている」「医療安全に取り組み信頼が置ける」などの講評があったという。認証期限は今年11月30日までの一年間。以降も認証に向け取り組んでいきたいという。
 同病院は、「さまざまなことを学び課題も見えた。これまで病院で培ったリハビリテーションの改善に生かす形で取り入れ、より良い病院にしていきたい」と話している。

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