税務相談

2019年12月06日更新

個人事業主の青色申告について

Q 確定申告に際して、よく青色申告という言葉を耳にしますが、具体的にどういった制度なのでしょうか。
A 青色申告とは、不動産所得、事業所得、山林所得のある人が「青色申告承認申請書」を提出することで承認を受け、一定水準の記帳をし、その記帳に基づいて申告をする際に、様々な特典が受けられる制度です。
 主な特典としては、①所得金額から最高65万円(簡易な記帳の場合は10万円)を控除できる「青色申告特別控除」、②青色申告者と生計を一にしている配偶者や、その他の親族(15歳未満の人を除きます)に労務の対価として支払った給与が必要経費となる「青色事業専従者給与」、③事業から生じた純損失の金額を、翌年以後3年間にわたって各年分の所得金額から差し引く「純損失の繰戻し」などがあります。
 最高65万円の青色申告特別控除を受けるためには、①不動産所得又は事業所得を生ずべき事業を営んでいること、②これらの所得に係る取引を正規の簿記の原則(一般的には複式簿記)により記帳していること、③記帳に基づいて作成した貸借対照表及び損益計算書を確定申告書に添付し、この控除の適用を受ける金額を記載して法定申告期限内に提出していることが要件となります。上記の要件に該当しない青色申告者は、最高10万円の青色申告特別控除を受けることができます。
 なお、令和2年分以降の所得税の申告から、最高65万円の青色申告特別控除の適用を受けるためには、現行の65万円の青色申告特別控除の適用要件に加えて、eーTaxによる申告(電子申告)又は電子帳簿保存が必要となりますので、ご注意ください。
 詳しくは国税庁ホームページ(「国税庁」で検索)をご覧いただくか、廿日市税務署(☎0829・32・1217)にお尋ねください。

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令和元年12月06日 第1577号

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